DYGL JAPAN TOUR 2023/1/20 (金) @東京・渋谷 Spotify O-EAST ライブレポート

ライブ感想

こんにちは。九十九回転(@tsukumokaiten)です。

ライブの感想書きました。DYGL最高です。

前書き

2023年JAPAN TOUR&US TOURの一発目、渋谷・Spotify O-EAST公演からはじまり、日本とアメリカでそれぞれ12公演。US TOURではSXSWにも出演するそう。

実はDYGL、名前は知ってるけど聴いたことないんだよ、というレベルだった。ライブ情報と一緒に目にした「Under My Skin」のMVをなんとなくYouTubeで観てみた。

曲がはじまり、気づけば友達にLINEしていた。「DYGL、観に行こう。」もう何年も会っていなかった高校の同級生。それでも確実に行くという返事が返ってくることがわかった。これ、いいロックバンドあるあるだと思ってる。

それから約1ヵ月、CDを買い、レコードを買い、毎日DYGLを聴いた。というのは語弊がある。正確に言うと、もはやそこに自分の意志はなく、DYGLの曲に誘い込まれて、体が自然と再生ボタンを押す、そんな感じだった。

当日は午後休暇を取り、颯爽と職場を去った。渋谷に着いたのは午後2時。遅めの昼食を取り、体が自然とエクセルシオールカフェに向かった。00年代UKロックに夢中だった頃、よくエクセルシオールカフェにいた。だからだと思う。友人がくるまで時間をつぶす。

数時間後合流し、道玄坂を上りO-EASTへ向かう。整理番号がまだだったので、CLUB asia前で待機。2月25日(土)にある”SKANKIN’ SWEET”というYOUTH OF ROOTSのイベントポスターがあった。ところで、YOUTH OF ROOTSも最高。本格的なルーツロックレゲエ。DYGLとYOUTH OF ROOTS、日本も捨てたもんじゃない。

本文(感想)

4thアルバム『Thirst』の楽曲を軸としたセットリストだった。アルバムのオープニング曲であるYour Lifeで幕開け。リバーブのかかったボーカル、一瞬で空気が変わった。

Roadのゆったりとした雰囲気に会場が飲み込まれていく。意識が遠のいていくような雰囲気のなか、あのリフで現実に引き戻される。Under  My Skin。この曲でラストを飾ると思っていたので、面喰った。

MCパートで、「ショーじゃなくて、パーティが好きだ。好きなように楽しんでもらっていい。隣の会場のイベントが楽しそうなら行ってきて、また帰ってくる。そんな楽しみ方でもいいよ。」と秋山(Vo/Gt)が言っていたが、このライブは目を話す暇なんて一瞬もなかった。Wavesの音が響くころには、スマホを掲げる人がほとんどいなくなった。みんな完全に目を奪われていた。

 I Wish I Could Feelの轟音。The Rhythm of the Worldの多幸感。そして、何より突き刺さったのは、Don’t You Wanna Dance In This Heaven?。サイケな音圧の中、客席に背中を向ける秋山。こんなに気持ちが高揚したのはいつぶりだったんだろう。

アンコールはぐうの音も出ない、Let It Out、A Paper Dream、Waste Of Time。

言いたいことを言い切る力強さと歌声。突き刺さるギター、ベース、ドラム。DYGLは名実ともに世界一になっていいバンドだと思う。あのバンド、再結成しないかな、とはしばらく考えることはなさそうだ。いまはDYGLさえいればいい。

後書き

Pavementが2月に行う「JAPAN TOUR 2023」の東京公演@TOKYO DOME CITY HALLにDYGLがサポートアクトとして出演するらしい。グッズはTシャツ買った。『Thirst』のアルバムジャケットデザイン、秋山の古い友人Tamao Shiraiが描いたらしいのだけど、イケてるにもほどがある。

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